2010年07月の記事一覧
なんと、出ます。バインミー本。
大好きな「バインミー」(ベトナムサンドイッチ)の本ができました。
いや〜、こんなテーマの本が出せるとは思っていなかったので感激です。
「バインミー ベトナムのおいしいサンドイッチ」 足立由美子
文化出版局 ¥1,365
デザインはYenの中村善郎さん。あの、私たちのバイブルともいうべき、有元葉子さんの「わたしのベトナム料理」も中村さんのデザイン。今回、バインミーの本を中村さんに手がけていただけて光栄です。
写真は雑誌エル・ア・ターブルなどでもご活躍中の結城剛太さん。外から見たら同じの何種類ものバゲットサンドを、それぞれの具材を活かして個性的に写してくださいました。それも現地感たっぷりで。
バインミーのレシピを19種類とフランスパンと食べるおかずやフランスパンのおやつのレシピも載せました。
現地のスナップなどもちょこっとご紹介しています。
皆さんにベトナムのバインミーの美味しさを知っていただけたら嬉しいです。
9日(金曜日)ごろから書店に並ぶ予定です。
お肉が食べたい!
店が休みの日に、今度撮影するおつまみの試作をしていていろいろな種類のつまみを食べ続けていたら、お酒を飲みたくなり、しかもここいらでガツンとお肉でも食べたいねぇ〜ということになりました。
「久しぶりに羊でしょ!」と羊肉大好きのシェフ深澤のひとことで中野の「カルタゴ」へ出かけました。
こんなキプロスのチーズを発見。
炭火焼きで注文します。
「ハルーミ」という女の子の名前のようなこのチーズ、噛むと「キュッキュッ」と音がするんです。
塩加減もちょうど良く、ビールのつまみにもピッタリですが、早くワインを飲みたくなってしまいました。
そしてこの羊焼き!
こうして写真をアップしているだけでもまたすぐに食べたくなってしまいます。
「カルタゴ」はこの7月でなんと20周年!
今でこそ中近東の料理も知られるようになり、タジン料理もたくさん本が出るほどになっていますが、20年前にこのお店を始めるというのがすごいです。
HPの中の「シェフの戯言」でお店を始めるころのことについてシェフが書いています。
パリで暮らしていたシェフが日本に帰って来て、今までパリで当たり前のように食べていた中近東や北アフリカの料理が日本では食べるところがない、東京には何でもあると豪語している割には・・というお話。
私が「Mãimãi」を始める時にもそう感じたのでした。
ベトナムの人たちが普段食べている食堂とかビアホイの料理を日本で食べたいなぁ、と。
「Mãimãi」は食堂としては今年で5年、まだまだ「カルタゴ」には追いつけませんが、これからも最初の気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。